昭和５６年２月の大分県薬剤師会検査センター設立以来、多くの皆様からご指導、ご支援を賜りまして厚くお礼申し上げます。
　当検査センターは、大分県の公衆衛生の向上と生活環境の改善に寄与することを目的に設立され、同年８月に水道事業者等の水質検査施設に代わる検査機関として厚生大臣の指定を受け、９月から業務を開始いたしました。
　以来、各種法令等に基づく指定・登録検査機関として、水道水質検査・簡易専用水道検査、医薬品・食品検査、濃度計量証明(環境測定分析)、温泉分析、作業環境測定、放射線検査など幅広い分野に亘って試験検査を実施しております。
　近年では、新たな行政ニーズに呼応して、食品事業者のHACCPシステム導入支援や新型コロナウイルス感染症の抗原検査、建材等に含まれるアスベストの分析などにも取り組んでいるところです。
　また、高度化・多様化する試験検査に的確にお応えできるよう最新鋭の分析機器を備えるとともに、ISO9001や水道GLPの認証取得、さらには精度管理等を通じて、常に技術の向上と信頼性確保に努めております。
　『正確に、より速く、奉仕する』を基本理念に、今後とも職員一同、なお一層の精進を重ね、誠意をもって業務に取り組んでまいる所存でございますので、これまで同様にご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。